自分の仕事を並べると、かなりバラバラに見えます。
業務改善。原価管理。AI活用。設備の自動化。中国からの調達。事業計画。資金繰り。
でも、最近は目的をかなり単純に考えています。
私は、従業員の給料を上げる仕事をしているんだと思います。
給料の話は、結局利益の話になる
給料を上げるには原資が必要です。
利益がなければ、毎年安定して上げ続けることはできません。
だから給与の話を本気で考えると、最後は売上、粗利、原価、在庫、業務の流れ、設備、人の使い方の話になります。
「社員にもっと頑張ってもらう」では解決しません。
むしろ、すでに十分頑張っている会社の方が多いです。
頑張り方を変えないと、忙しいだけになる
受注はある。現場も動いている。社長も休んでいない。社員も真面目に働いている。
それでも利益が残らない会社があります。
こういう会社で、さらに頑張るのは危ないです。
どの仕事で利益が出ているのか。手間のわりに粗利が薄い仕事はどれか。どの作業に人が張り付いているのか。どこで在庫が寝ているのか。社長が抱えている判断は何か。
ここを見て、頑張る場所を変える必要があります。
AIもロボットも、給与を上げるための手段になり得る
AIを入れたいからAIを使うわけではありません。
ロボットを売りたいから自動化するわけでもありません。
例えばAIで毎月50時間の入力作業が減り、その時間を営業や改善に使えるなら意味があります。
ロボットで夜間に設備を2時間長く動かせて、生産量が増えるなら意味があります。
中国調達で必要な性能を維持しながら設備投資額を下げられれば、投資回収は早くなります。
全部、会社にお金と時間を残すための手段です。
利益が残ると、会社に余裕ができる
利益が残れば設備投資ができます。
採用もできます。教育にも時間を使えます。新しい仕事にも挑戦できます。
そして給与を上げる余地ができます。
私は、この順番を大事にしています。
給与だけ先に上げる話でも、利益だけを最大化する話でもありません。
会社が強くなって、その結果として働く人が報われる状態を作ることです。
地味な仕事の積み重ねでしか作れない
原価を見る。値段を見直す。受注から入金までの流れを整える。無駄な確認を減らす。在庫を減らす。設備の止まっている時間を見る。
かなり地味です。
でも、給与を上げ続けられる会社は、こういう地味なことを積み上げています。
WorkBoostでやりたいのも、そこです。
便利なものを入れることではなく、会社に利益が残る仕組みを作る。
その利益が、設備や人や給与に戻っていく。
私は、その循環を作る仕事をしたいと思っています。